スポルティーフの10速化
購入時はRSXの3×7 Wレバー という仕様でした。
STIに慣れた身からするとWレバーはやはり使いにくいので、まずは中古で3×7のターニーのレバーを入手しSTI化しました。
いつの間にか4年という月日が経ち、自分の乗りやすさを考えて仕様をガツンと入れ替えて1×10のSTI仕様にしました。
7速から10速に変えるにはホイールの入れ替え(ハブの入れ替え)が発生するのでコストの面から見送っていましたが、中古ショップで廉価ロードバイクからグレードアップの為に外されたと思われるホイールが安く売られているのを見つけてしまいました。
元のホイールがだいぶ経年劣化していて入手時からなめたニップルがあり、振れ取りもきつくなっていたので入れ替える事にしました。
替えたところをメモ代わりに残しておきます。
替えたパーツ
STI 中古入手のST-4600
リアディレイラー 中古のRD-2400 (8速用だが10速で使える)
チェーンリング どこかで買った10s用
ブレーキは前をキャリパーに変えて
リアはミニVブレーキの テクトロ RX1
という仕様です。
効きの悪い古いカンチブレーキから交換しましたが、MTB等と比べてクリアランスが狭く、フロントはミニVブレーキをまともに取り付けることが出来なかったので、元々のキャリア取付用の穴をドリルで少し拡張してキャリパーブレーキを取り付けました。
リアはミニVブレーキを取り付けできてしっかりと効きますが、フレーム設計時に想定されていない仕様の為、ブレーキを思いっきり掛けるとシートステーが外側に曲がります。ブレーキ強化・フレーム保護の為に、ブレーキブースターという物が存在するので、幅の合うものを見つけて付けようと考えています。
自宅のものを測るとブースターを兼ねるVブレーキ用リング錠が付きそうです。
黄色いVブレーキブースターは以前つねさぶらうさんで買ったものです。
ST-4600は一世代前のティアグラです。
いわゆる最後の触覚STIとして新し物好きの人からは嫌われていますが、変速性能は悪くないです。嫌われている分中古流通価格は低めなので旧車の10速化に向いています。
RD-2400 は一世代前のクラリスです。
こちらもクラリスグレードの入門車を買った後にカスタムして丸ごとコンポを入れ替える人が多いので中古流通が多いです。うちでは子供車等も含めて4つ稼働しています。
10速の11-32tのスプロケットとも組み合わせて使えるので重宝しています。
フロントシングルにして、チェーンリングガードを付けました。ゴリゴリ走ることはしないのでアウターリングは必要無かったです。大き目のスプロケットを入れたので、チェーンリングの歯数はもう少し増やしても良さそうです。
クランクはRSXの3速のものをそのまま使いました。フロントシングルだとクランク選びが簡単で調整を省けるのも良いですね。
全体的にかなり安めに10速化出来ました。