winnyは文化だ。

忍ぶ恋もあれば耐える恋もある。
そういうもののなかから素晴らしい文学、文化が生まれてきたこともある。

不倫は文化だ。

というデコーダをお持ちの皆様には、私の意見は


winnyは文化だ。」


と、とっていただけるはずなので、先に書いておきます。
主旨もそういうことにしてしまいましょう。

winnyはだいぶ普及しました。もはや誕生の地である2ちゃんねるだけでなく、
北は東京国税局から南は京都府警まで、多種多様の人間たちがwinnyを愛用しています。
winnyは権利関係の畑で生計を立てているお百姓さんたちからは目の敵にされています。
なぜなら著作権その他もろもろを一切無視した土壌の上にny文化が成り立っているからです。nyを使って犯罪行為をする人はいっぱいいますし、本来お金を払って手に入れるべきものを、nyによってタダで入手している人がたくさんいます。nyは犯罪者天国です。
製作者の47氏は「違法なファイルのやり取りは行わないように]と述べている通り、違法な使い方を出来ないようにする仕様はなく、ユーザーの良心にすべて頼られています。


winnyで違法なことをやっている人はいっぱいいます。
まあそれは分かりきっていることですし、この際どうでもいい。


僕がなんとなく思ったのは、もはやwinnyは文化を形成しているということです。
違法なものの上にだろうと勝手に文化が出来ます。話はぶっ飛びますが、廃棄物収集場にスラム街が形成されてそこで子供が生まれたり、日本人アーティストが、日本じゃどうしても聞けない海外のアーティストの海賊版テープを聞いて影響を受けたりして、その先の文化を作っていきます。数年後には、nyで育った人間がどんどん世の中に出てきます。
 高額なため、本来子供なんかが買えないソフトを、10代のときにnyで落としそれで遊び、20代になる頃にはそれをフルに使いこなし、物凄い能力を持ったクリエイターが誕生する。とか


 ほとんど世の中に出回っていない映画(権利を持っている会社が飼い殺しにしていて再版もされない)を、nyで拾って見て、それに影響を受けて映画監督になり、将来物凄い大作を作る映画監督になる。とか


映画関係・音楽関係・ソフトウエア関係なんかには良い影響を与えそうですね。
権利関係の人間には、どうしてもどうしてもどうしてもどうしても見たい映画があるのに、それが見れないときの悔しさを知らない人間が多いのかもしれませんね。(もしくは忘れてしまった)
そういう時に、いけないことだろうと、見たい映画を見せてくれるかもしれないnyを使うことに抵抗はないですよきっと。
見れないときの悔しさを知ってる権利関係の人なんかは、見せてあげたいのに権利の関係で見せられない映画をこっそり放流してくれてたりします。


まあいいや。結論。winnyは文化だ。
もし今無くなろうとも、今後に影響を与えまくった。