キャッチャーインザライを読んでるとこ

キャッチャー・イン・ザ・ライを読んでるとこ

ライ麦読んだから村上春樹訳も読んでおこうと思ったわけで。
今エレベータ係に殴られたあたり。些細な違いとかは大きな違いはないね。
新訳で出す意味があるのかどうか。
おそらく原著を英語ネイティブが読む場合と、訳書を日本人が読む場合で違うのは空気感位だと思う。原書でなんか読んでいないが。ホールデンは本来頭の悪い奴で、全能感であらゆる物に難癖をつけていくよなそんなお話。中二病というかなんというか。 平成トム・ソーヤー (集英社文庫)を一億万倍位にしたような読み難さなんだと思う。
ホールデンを第三者の視点から見れば、あまり活動的でなく気持ち悪い子だろう。


きっと読み終わったら続きを書くと思うよ。
8/29 読了
改めて読むと泣きそうになるね。
行き場のない感情というか、お金がそこをついたら結局は家に戻るしかない挫折感。悲しいなあ。お酒のんでもタバコ吸ってもきついジョーク言っても大人にはなれないんだな。

それとまたちょっと違う読みも。
先生にホモられるところ、頭撫でられてるだけだよね。なんであんなにホモられてる気がしたんだろ。今読むとそうでもないな。
訳者注を見るとフィービーはホールデンがいうほど頭の良い子ではないのかもしれない。過大評価なのかも。謎。

ついでに村上春樹の幻の訳者解説も読む。
風の歌を聴け (講談社文庫)収録のデレク・ハートフィールドの解説みたいだ。