犬丸りん ゆびきりげんまん再読
犬丸りん ゆびきりげんまん再読
改めて素晴らしい才能を失ってしまったことを思い知らされた。ストーリーといい画力といいコマの使い方といいもはや必読の古典だ。僕は言い切る。ドラえもん・つげ義春・サルまん・自虐の歌などと並ぶ名作。
犬丸りんはおそらく経験豊かな幼少期を過ごしたと思う。好奇心旺盛で周りの人にも恵まれて良い環境で育ったと思う。もしくは想像力が豊か。作品は梅子の徒歩型ロードムービーだ。子供目線・子供思考・子供表現が徹底されている。自分に批評能力がないことが悔しい。
みんなにもっと読んで欲しいので書影を載せて見た。表紙の絵だけでも犬丸りんの凄さが伝わると思う。作品中のアリの絵や朝顔の絵やザリガニの絵やレインコートを着る梅子の絵などを是非見てもらいたい。1話の絵はだいぶ下手なんだけど後ろに行くに従ってうまくなっていく。
- 作者: 犬丸りん
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1990/09
- メディア: コミック
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フォトライフ容量増えたのね。数ヶ月前にだいぶ整理しちった。
追記 ここで読めるようになるっぽい