今週読んだ本

今日読んだ本
「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか
ご存知舞城王太郎の短編が載っている本です。群像掲載時に読んでましたがなかなか再読の機会がありませんでしたが、この度仲俣暁生の評論集に一緒に入りました。現代小説・演習ってコーナーのやつですね。評論家がお題を出して作家がそれに答えた小説を書くと。大喜利みたいなものですね。この企画の開始と同時くらいに雑誌の装丁が変わったような思い出があります。 だとこのやろー。
「僕のお腹の中からはたぶん『金閣寺』が出てくる。」が当時妙にツボった。今日再読してもやっぱり面白かった。
改めて僕が書くことじゃないけど密室本とかJDCトリビュートに参加した舞城作品は面白い。愛媛川十三が書いてるけど限定された中で書くというのは面白い作品を産む大事な要素なんだろう。なんとかサーガとかもうアレですよあれ。「私たちは・・」の方は数年後再読の必要がある。短いくせに構造が面倒くさいから。
「私たちは素晴らしい愛の愛の愛の愛の愛の愛の愛の中にいる。」というタイトルから分かるとおり「好き好き大好き超愛してる。」との関連性がアレです。(アレとか書いてごまかしてるのは「好き好き大好き超愛してる。」読み直さないと忘れてるからです。)
あと知らなかったんだけど、舞城王太郎メフィスト賞創設前から投稿していて、尚且つちょっと困った常連さんだったんだと。
その投稿作品全部読みてー。読ませろこら〜。

「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか

「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか

昨日読んだ本
文学界 2007年 06月号 [雑誌] 
文學界新人賞受賞作『オブ・ザ・ベースボール円城塔 掲載。今日芥川賞候補になりました。
全然面白くねーでやんの。つまらないSF(であってる?)という感じでした。中身が無い。選評読んでも??
他ジャンルデビュー済みだし文學界が何したいのか分からん作品でした。Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

文学界 2007年 06月号 [雑誌]

文学界 2007年 06月号 [雑誌]

一昨日読んだ本
群像 2007年 06月号 [雑誌]
群像新人文学賞当選作『アサッテの人』諏訪哲史 掲載。今日芥川賞候補になりました。
つまらなくて途中で投げ出しました。(追記)芥川賞受賞だって。
柴崎友香「主題歌」 掲載。今日芥川賞候補になりました。
言いにくいけどつまらない。柴崎友香の本の面白さが分かりません。しかも今回一番芥川賞とりそうです。助けてください。

群像 2007年 06月号 [雑誌]

群像 2007年 06月号 [雑誌]

今日借りてきた本
新潮 2007年 05月号 [雑誌]
『グレート生活アドベンチャー』-前田司郎 掲載。今日芥川賞候補になりました。
群像の座談会(?)を読んで読もうと思ったのですが今日芥川賞候補になったので慌てて借りてきた。
まだ読んでません。

新潮 2007年 05月号 [雑誌]

新潮 2007年 05月号 [雑誌]


芥川賞候補になるような作品をつまらないって言っちゃうのは僕が読めてないわけです。