カード・カルタ・カルテ

カード・カルタ・カルテ。
もともとは字を記す厚手の紙を指す同じ言葉だったが、日本語に入ったとたんに意味がせまくなり、別々のちがう言葉のようになった。



ネットからコピペしてみた。今日のM-1にてNON STYLEのボケにカルテと言われてカルタと取り違えるというボケがあった。しかし元々は同じ言葉なのでボケにはならないのではないかと考えてしまった。ここからもう一段外来語解説に踏みこんでのボケがあるのかとも予測してみたがそうはならなかった。私はこの知識を小学生の時に国語の教科書より得た。軽くググったところ、「外来語と日本文化」という文章かららしい。この未消化な気持ち悪さは私にとって笑いの大きな障害となった。

 と、これと同じような感覚を思い出した。

「ポエマー」

詩人のこと。

しかしこれは和製英語であり、職業としての詩人を指すこともない。「自称詩人」や「ロマンチスト」、「詩的なことを考える人」を茶化して呼ぶケースの方が多いだろう。

英語での詩人はポエット(poet)という。

はてなキーワードより抜粋。

ポエマーという言葉は大抵「おめーポエマーかよwwwwwww」 というように詩的な発言をしたり詩を書く人に向かって嘲笑する時に使われることが多いように感じられる。しかしはてなキーワードにあるように英語で詩人はポエット(poet)という。「おめーポエマーかよwwwwwww」という発言をする人が英語で詩人はポエット(poet)ということを理解していれば問題はないのだが、人を嘲笑するような人は往々にして詩人を英語でポエマーと言うと思っていることが多い。その場合、相手を嘲笑しようとしたのに自分の無知を晒してしまうことになる。使った時点で負けが確定する言葉だ。恐ろしい。