雲のむこう、約束の場所を見てたら

 雲のむこう、約束の場所を見てたら勝手に自分のこと考えてた。だから僕以外の人間がこの先を読んでも全然楽しくないと思うからやめておいた方がいいと思う。

 自分が大人に成れていないことは小学生のころから感じていた。意味わかんないだろうけど文面の通りだ。違う言葉で表現できればいいが思い当たらない。自分が大人に成れない予感とでも言えばいいのか。小学1年の頃、自分がこの先中学生になって高校生になって大学生になってその後社会人になることを考えるだけで寒気がした。ドロップアウトするなと誰かに強制されているようで怖かった。「ドロップアウトするなよ! ドロップアウトするなよ!」そして僕は大学卒業を機にドロップアウトした。
 周りの人間がいつの間にか大人になるさまを何度か見てきた。ウジウジしていたような友達がいつの間にか大人びた話し方考え方行動をするようになり、僕の嫌いなタイプになっていく様を。大学入学のために地方から上京してきた同級生がいた。めちゃくちゃ田舎っぽい雰囲気を持っていた。僕はそれまでの経験から感じた。こいつは垢抜ける、そのうち僕とは口をきかなくなるだろうな、と。こういう奴が東京という町を形作るんだろうなと。僕にしてみれば長い時間をかけた実験・経過観察だった。そして僕の思った通りになった。入学当時ユニクロだった彼は、高そうな服を着こなし冷静な眼差しを持ち、女の子と気さくにしゃべるようになった。世間的な評価で言えば昔よりもかっこよくなったんだろうけど、僕は昔の彼の方が好きだった。でもかっこよくなってしまった彼みたいな人間は東京にあふれてるんだからもういらないと思う、純朴な青年だった彼の方がはるかに魅力的だ。

 大人に成れないという意味が最近になってなんとなく分かってきた。僕は吐いた唾を飲み込みたくない。いやなことは出来るだけしない。イヤイヤ何かをすることが大嫌いだ。イヤならするな、大人の事情? じゃあ死ねばいいじゃない。家族? いざとなったらどうせ気にしないくせに。むしろ今貴様のせいで冷たい視線浴びてるかもよ。家族はあんたのことどう考えてるんだろうね。 そんな考え方だ。


ここまで書いて飽きたから中断 書上げる必要もないが気が向いたら続きを書く。

以下 資料


かすかべ防衛隊の延長

車を運転する気になれない。


 話がぶっ飛ぶけど、旅行というものにも抵抗があった。僕の一番好きな旅行とはこうだ。ママチャリに乗って好きなように走る。どこまでもどこまでも。走る途中で目的地を考える。ああ狸が見たいなあって思ったら狸のいる動物園に行く。次どこ行こうかなって考える。最終的に飽きたらママチャリを廃棄するなり人にあげるなりして電車を乗り継いで帰宅。



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